3.11を忘れない 防災特番を放送します

2022.03.02

お知らせ

  • 特番

ドキュメンタリー ~つなぐ~ 【放送】3月1日(火)~11日(金) 17:30~17:55

さまざまな分野のプロフェッショナルが、
これまで地域でおこなってきた取り組みや、
その想いを紹介するドキュメンタリー番組。

朝の連続テレビドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、
Mr.Children「HOME」のデザイン、
Official髭男dism「Universe」「Editorial」の
ジャケットアートワークなどを手掛けてきた
日本を代表するアートディレクター・森本千絵。
(制作:JCOM)

#1  3月1日~
「人との出会い」を提案する彼女が、宮城県石巻で携わってきたこと、
その活動に参加した女子学生の現在、そして想像する未来について触れていく。

#2 3月11日~
トップクリエイターの森本千絵と小林武史が、
宮城県石巻で携わってきたこと、今後のビジョンについて語る。

震災アーカイブ「未来へつなぐ 語り部の声」 【放送】3月12日(土)~31日(木)17:30~17:55 ほか

・福島県いわき市編

 小野陽洋さんは、いわき震災伝承みらい館で最年少の語り部として活動されています。
 小野さんは自宅に迫りくる大津波にカメラを向け、飲み込まれながらも生き延びた一人です。
 震災当時自宅から逃げなかった自身の選択を反省しながら、
 助かった命を無駄にしない、と震災で得た教訓を伝え続けています。

・宮城県石巻市編

 石巻市南浜町出身の髙橋匡美さんは、震災で両親と実家を失いました。
 匡美さんは、語り部活動を通じて、家族との思い出や「ふるさと」である
 この町の記憶を未来へと伝え、また震災を経験して自らが感じた
 今を生きる「命」の大切さを訴え続けています。

・岩手県陸前高田市編Ⅱ

 陸前高田「ハナミズキのみち」の会の代表を務める淺沼ミキ子さん。
 淺沼さんは、陸前高田市の海側から山側に延びる避難路であるシンボルロードに、
 目印としてハナミズキを植樹する活動をされています。
 現地にある記念碑には、「この道をより高い所へ駆け上がれ!」と記されています。
 二度と同じ悲しみや苦しみが繰り返されることのないよう、
 淺沼さんは震災の教訓を語り継ぐ活動をされています。

・宮城県牡鹿郡女川町編

 田村孝行さん・弘美さんご夫妻は、震災で当時25歳のご子息
 健太さんを亡くされました。地元の銀行にお勤めされていた健太さんは、
 避難指示を受け、当時2階建ての銀行の屋上に留まり、
 同僚11人と共に津波の犠牲となりました。
 田村さんご夫妻は、企業や組織がいかにして社員の命を守るべきか、
 企業防災の徹底と改善を訴え、社会への問題提起を続けています。

・宮城県名取市編

 一般社団法人「閖上の記憶」代表を務める丹野祐子さん。
 当時13歳のご子息・公太さんが津波の犠牲となりました。

 閖上中学校の遺族会で慰霊碑を建立し、その慰霊碑を守る社務所として、
 また大切な記憶を整理し伝えていく場所として、
 津波復興祈念承資料館「閖上の記憶」を建てました。
 慰霊碑を守りながら、丹野さんご自身も語り部として
 「いのちの大切さ」、「大切な記憶」を伝えています。
(制作:JCOM)

震災特番 2022 震災の記憶を継ぐ若者たち 【放送】3月10日(木)・13日(日)22:00~23:00 ほか

震災で甚大な被害を受けた太平洋沿岸部では、
震災から 10 年という節目を終えた今、当時を振り
返ることが少なくなりつつあります。
そんな中、次世代を担う若い世代が
震災の記憶を継ぐ活動を取り組んでいます。

あの時の記憶がある人、まだ生まれてなかった人など境遇は様々。
宮城県のケーブテレビ 5 社が共同制作で各地域を取材し、
シンガーソングライターで宮城県気仙沼市出身・在住の
熊谷育美さんが地元・気仙沼の観光スポットと併せて伝えます。
(制作:日本ケーブル連盟 東北支部)

メディアスエフエムで放送した防災特番を放送
「東日本大震災から思いを繋ぐ~災害から命を守るために~」

くらしと防災チャンネル ~地域防災力を高めるために~」【放送】3月11日(金)16:00~17:00
2018年知多市の防災まちづくり講演会でも講師を務めた
新井伸夫さんをゲストにお招きして、
「自分の命は自分で守る」こと、
そして、「地域で人々の命や生活を守る」ことについてお話を伺います。

「くらしと防災チャンネル~帝都復興計画から学ぶ防災の心~」【放送】3月12日(土)16:00~
関東大震災の被害・実態解明に大きく貢献した地震学者 武村雅之さんをお迎えし、
関東大震災からの復興構想であった「帝都復興事業」について学びます。