■ドキュメンタリー ~つなぐ~ 【放送】3月1日(火)~11日(金) 17:30~17:55
さまざまな分野のプロフェッショナルが、
これまで地域でおこなってきた取り組みや、
その想いを紹介するドキュメンタリー番組。
朝の連続テレビドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、
Mr.Children「HOME」のデザイン、
Official髭男dism「Universe」「Editorial」の
ジャケットアートワークなどを手掛けてきた
日本を代表するアートディレクター・森本千絵。
(制作:JCOM)
#1 3月1日~
「人との出会い」を提案する彼女が、宮城県石巻で携わってきたこと、
その活動に参加した女子学生の現在、そして想像する未来について触れていく。
#2 3月11日~
トップクリエイターの森本千絵と小林武史が、
宮城県石巻で携わってきたこと、今後のビジョンについて語る。
■震災アーカイブ「未来へつなぐ 語り部の声」 【放送】3月12日(土)~31日(木)17:30~17:55 ほか
・福島県いわき市編
小野陽洋さんは、いわき震災伝承みらい館で最年少の語り部として活動されています。
小野さんは自宅に迫りくる大津波にカメラを向け、飲み込まれながらも生き延びた一人です。
震災当時自宅から逃げなかった自身の選択を反省しながら、
助かった命を無駄にしない、と震災で得た教訓を伝え続けています。
・宮城県石巻市編
石巻市南浜町出身の髙橋匡美さんは、震災で両親と実家を失いました。
匡美さんは、語り部活動を通じて、家族との思い出や「ふるさと」である
この町の記憶を未来へと伝え、また震災を経験して自らが感じた
今を生きる「命」の大切さを訴え続けています。
・岩手県陸前高田市編Ⅱ
陸前高田「ハナミズキのみち」の会の代表を務める淺沼ミキ子さん。
淺沼さんは、陸前高田市の海側から山側に延びる避難路であるシンボルロードに、
目印としてハナミズキを植樹する活動をされています。
現地にある記念碑には、「この道をより高い所へ駆け上がれ!」と記されています。
二度と同じ悲しみや苦しみが繰り返されることのないよう、
淺沼さんは震災の教訓を語り継ぐ活動をされています。
・宮城県牡鹿郡女川町編
田村孝行さん・弘美さんご夫妻は、震災で当時25歳のご子息
健太さんを亡くされました。地元の銀行にお勤めされていた健太さんは、
避難指示を受け、当時2階建ての銀行の屋上に留まり、
同僚11人と共に津波の犠牲となりました。
田村さんご夫妻は、企業や組織がいかにして社員の命を守るべきか、
企業防災の徹底と改善を訴え、社会への問題提起を続けています。
・宮城県名取市編
一般社団法人「閖上の記憶」代表を務める丹野祐子さん。
当時13歳のご子息・公太さんが津波の犠牲となりました。