将軍正室となることを覚悟した篤姫(宮﨑あおい)は、幾島(松坂慶子)とともに歴史の勉強をはじめ、
諸芸のけいこに余念がない。そんな中、斉彬(高橋英樹)の粋な計らいで、尚五郎(瑛太)は七夕に篤姫との再会を果たす。
篤姫は、尚五郎に実父母や薩摩の将来を託す。
何の迷いもない決然とした篤姫の姿を目の当たりにし、尚五郎は篤姫が先に大きく成長したことを知る。
篤姫が江戸に旅立つ日は、すぐそこに迫っていた…。
第12話「さらば桜島」
篤姫(宮﨑あおい)のお披露目のため、家中の主だったものが城に集められ、
篤姫は忠剛(長塚京三)やお幸(樋口可南子)とも久しぶりの対面を果たす。
しかし、幾島(松坂慶子)からは、儀礼的なあいさつしか許されない。
そして篤姫が江戸へと旅立つ日となる。
舟に乗り込んだ篤姫は、遠のく桜島を甲板から見つめながら、この日初めて涙を流す。
篤姫は、「薩摩を思って泣くのは、これが最後」と幾島に誓う。
第13話「江戸の母君」
江戸に着いた篤姫(宮﨑あおい)は、薩摩藩邸に入る。
しかし、斉彬(高橋英樹)の正室であり、形式上は篤姫の母である英姫(余貴美子)とは会えない日々が続く。
また江戸城では、斉昭(江守徹)が篤姫を大奥に入れることに反対していた。
一方薩摩では、斉彬に選ばれた西郷(小澤征悦)が江戸へ向かうことに…。
そして、ようやく英姫との対面がかなった篤姫だが、英姫は「篤姫ごときが御台所になれるわけがない」と冷たく言い放つ。
第14話「父の願い」
「御台所になどなれるわけがない」と英姫(余貴美子)に断言された篤姫(宮﨑あおい)は、鬱々とした日々を送っていた。
年が明け、アメリカのペリーが再び江戸沖に現れた。
江戸から急に呼び戻された斉彬(高橋英樹)は、薩摩を出立する直前に病床の忠剛(長塚京三)を見舞う。
そしてその際に、忠剛から一つの頼みごとをされる。しかし、篤姫と会った斉彬は、忠剛との約束を破ってしまう。
第15話「姫、出陣」
西郷(小澤征悦)は庭方役に抜擢され、篤姫(宮﨑あおい)の嫁入り道具一式の選定を任される。
そんな折、斉彬(高橋英樹)が重い病に倒れる。
容態は一向に回復せず、藩内では、「お由羅(涼風真世)の呪詛調伏に違いない」と信じられるようになる。
篤姫は、お由羅のもとに出向き、直接対決しようと意を決する。
初めて対面したお由羅に、篤姫は率直にうわさの真偽を問いただす。
第16話「波乱の花見」
篤姫(宮﨑あおい)の輿入れの件は、大詰めを迎えていた。
家定(堺雅人)は、本寿院(高畑淳子)の強い勧めにも、話をそらすのみ。
強硬に反対している斉昭(江守徹)を説得するため、斉彬(高橋英樹)は、花見を口実に斉昭を薩摩藩邸に招く。
しかし篤姫は「なぜ攘夷を主張するのか?」「西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか?」と、
斉昭に議論を挑んでしまう。篤姫の抗議に、斉昭は激怒する。
第17話「予期せぬ縁組み」
篤姫(宮﨑あおい)の江戸城への輿入れが翌年早々と決まり、江戸の薩摩藩邸は華やいだ雰囲気に包まれていた。
そんな折、尚五郎(瑛太)が江戸詰めに選ばれる。
しかしその数か月後、尚五郎は「清猷(沢村一樹)の妹・お近(ともさかりえ)と結婚し、小松の家を継ぐように」と、
斉彬(高橋英樹)に命じられる。尚五郎が去った江戸の薩摩藩邸では、輿入れの準備が大詰めを迎えていた。
ある夜、突如、江戸の町を大地震が襲う。