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NHK連続テレビ小説「花子とアン」

NHK連続テレビ小説「花子とアン」毎週3話 連続で放送中

2014年に高視聴率を記録した人気のNHK連続テレビ小説「花子とアン」を全話放送!
『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子の生涯をドラマティックに描きます。


第41週目の放送は
 10月19日(土) 午後6:00~ 
 10月20日(日) 午前10:00~ 
※再放送もあります

今週の放送内容
下までスクロールしてご確認ください





前回までの放送を見逃した方
これから物語をご覧になる方へ

 これまでの「花子とアン」 

★★ 前半の物語は こちら から



★---★ 後半の物語 ★---★---★


ついに結ばれるはなと英治
甲府で結婚式が行われる

 年の瀬に行われた、カフェーのクリスマスパーティーで、朝市に「はなの気持ちを受け止めてやってほしい」と言われた英治は、意を決してはなの元を訪れる。かよが見守る中、英治は突然はなにプロポーズする。一度は断るはなだったが、かよ(黒木華)のおかげで素直になり、英治のプロポーズを快く受け入れた。はなは早速、吉平とふじに英治を紹介し、結婚の承諾をもらう。結婚式は甲府でしようという英治からの提案に喜ぶはな。家族や友人が見守る中、ふたりは無事に夫婦となるのだった。
 
 祝言から一年半。安東はな改め村岡花子は、おめでたですっかりおなかが大きくなっていた。英治の協力もあり、花子は臨月まで翻訳をし、『王子と乞食』の連載も好調。そんな中、ついにふたりの間に元気な男の子が生まれ、歩と命名される。歩は皆に愛されながら、すくすくと育っていくのだった。


許されない相手との初恋
蓮子の気持ちは加速する…

 吉平やふじが甲府へと帰り、静かになった家の中で、花子は、蓮子がいつ赤ん坊に会いに来てくれるだろうか、と待ち続けていた。一方、赤ん坊に会いに行くのを口実にして、龍一(中島歩)との駆け落ちをいよいよ実行しようとする蓮子が、伝助とともに東京入り。蓮子は伝助と食事をとりながら、伝助が出かけるタイミングを見計らっていた…。
 
 さて、蓮子の恋の相手・龍一とは、蓮子が東京で偶然出会った帝国大学の学生で、社会主義運動に身を投じており、誰もが平等となる世界を目指して活動している青年である。龍一が蓮子に、舞台の脚本の執筆を頼んだことをきっかけに、ふたりは仲を深めていく。何度か密会するうちに、恋心を止められなくなったふたりは、ついに駆け落ちという道を選んでしまうのだった。

 いつものカフェーで待ち合わせると、蓮子はそのまま龍一の下宿先へ。いつか伝助の元へ帰ってしまうのではないかと不安がる龍一のために、伝助に手紙(絶縁状)を書く蓮子だったが、その数日後、蓮子が書いた手紙の全文が新聞に公開されてしまう。かよからカフェーでの一件を聞いた花子は、蓮子の身を案ずる。その頃、福岡では、新聞を見た伝助が部屋で暴れまわり、感情の行き場を失っていた。



“駆け落ち騒動”は終結せず…
蓮子と龍一の恋はどうなる⁉

 世間は蓮子と龍一の駆け落ちを騒ぎ立てた。蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)は、部下に蓮子を捜し出せと厳命。幸せをかみしめていた蓮子と龍一だったが、しばらくは身を隠しながらの生活を強いられることとなった。8か月経っても事件は終結せず、蓮子と龍一は知人の家に身を隠していた。そんな中、花子は妊娠している蓮子を気遣い、甲府の安東家へ行ってはどうかと提案する。

 甲府では、お腹の大きくなった蓮子が、花子と共に安東家へ温かく迎え入れられていた。ある日、産気づいたという誤った電報で、龍一も急ぎ安東家へ。伝助からの預かり物を受け取る蓮子だったが、その中に離婚届を発見し、ようやく嘉納の名から解放される。しかし、穏やかだったのは束の間で、翌日、突然晶貴がやって来て蓮子を連れ去ってしまう。


 実家の葉山伯爵家に連れ戻された蓮子は、無事男児を出産するも我が子には会えず、辛い日々を送っていた。龍一は、毎日葉山家を訪ねるが門前払いを食らい、花子や英治と共に蓮子の身を案じる。ある日、なんとか葉山家に入ることができた花子の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子は、涙ながらに我が子を抱くのだった。


『王子と乞食』の翻訳が完結!
そして、郁弥はかよにサプライズを決行

 『王子と乞食』の翻訳を完結させた花子を労うため、聡文堂で祝賀会が催される。その席で、醍醐が退職することと、村岡印刷が英治へ代替わりすることが発表される。郁弥は、『王子と乞食』を単行本化してはどうかと梶原に提案し、皆は夢を膨らませる。また、かよに思いを寄せる郁弥は、ある“計画”を花子と英治に打ち明ける。
 
 翌日、カフェーを訪れた郁弥は何だかソワソワしていた。誕生日のかよに、サプライズでプロポーズしようと思っていたのだ。プロポーズの言葉を小声で練習していると、予定よりも早く楽団員が入店してしまい、その勢いでかよの前に跪きプロポーズ!しかし、かよは、少しムッとして「ばかっちょ」と言い残し、店を飛び出していくのだった。



関東大震災が東京を襲う
花子らに衝撃の事実が告げられる

 大正12年9月1日。郁弥から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり店を飛び出してしまったかよは、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。一方、村岡家にいた花子は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を見上げ、見たこともないような大きな入道雲に驚いていた。そんな最中、突如大きな地震が花子たちを襲う…。
 
 関東大震災から三日後、行方不明だったかよを連れて英治が帰って来た。花子はかよに駆け寄り抱きしめるが、かよはうつろな様子で放心したまま。家の中で花子と平祐は、英治の口から信じがたい事実を告げられる。郁弥がカフェーで火災に巻き込まれ、助からなかったという。かよはショックから立ち直れず、ぼんやりとしていた。


 そんな中、吉平・朝市・武(矢本悠馬)の3人が、甲府から救援物資を持って、花子の元へやって来た。花子たちはほうとうを振る舞い、近所の人たちを元気づけようとしていた。そこへ、醍醐が手伝いに、さらには葉山家から解放された蓮子と龍一も顔を出した。吉平たちが甲府に帰る頃には、かよの心も少しだけほぐれていた。


郁弥の遺志を継ぎ『王子と乞食』の
単行本発行に向けて動き出す

 関東大震災から半年。村岡印刷が全焼したため、工事現場で働き始めた英治は、ある日、足場から落ちて捻挫してしまう。慣れないことをするからだといさめる平祐に、英治と花子は「一日も早くお金をためて会社を再建し、郁弥の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出版したい」と話し、出版に向けて下準備を始める。

 
 そんな中、村岡家に突然伝助が訪れる。二人が話す中で蓮子の話題になると、伝助は懐かしそうに蓮子のことを話した。「蓮子は花子の本を読んでいる時が一番ご機嫌だった。本というのは、読む人を夢見心地にするのだろうね。こんな時こそ、花子の本を待っている人が他にも大勢いるはず」と話す伝助に、花子は励まされるのだった。

 出版社再建のため、少しずつ資金を貯めていた花子と英治の元に、伝助の紹介だという銀行の支店長がやって来る。銀行の融資が決まり、ついにふたりは念願の新しい出版社「青凜社」を立ち上げる。英治が平祐から印刷機の手ほどきを受け、ついに『王子と乞食』の単行本が完成。郁弥の遺影に供えられた本を前に、平祐の目に光るものがあった。



ばったり出くわした蓮子と伝助
かつてのことを話すふたりは…

 村岡家の前でばったり出くわした蓮子と伝助。あえて通り過ぎようとする伝助に、意外にも蓮子が声をかける。蓮子が伝助を連れて来たのは、かよの屋台。かよは、あれだけ世間を騒がせて離婚した二人が、なぜ一緒にここへ来たのかと緊張する。離れた席に座り、かつてのことを少しずつ語り始める二人。蓮子はこの日ようやく伝助と和解し、直接さようならを伝えることができた。
 
 さて、それから2年が経った大正15年。必死で働いたかよは、小さいながらも自分の店を持った。その開店祝いに、花子や蓮子たちがやってくる。蓮子と龍一の間には二人目の子ども・富士子が生まれ、幸せいっぱいの村岡家と宮本家。賑やかな祝いの席で、醍醐から蓮子について取材した本が出版されたという発表があり、盛り上がる一行。また、蓮子も小説を執筆することになったと話し、女学校出身の三人は、お互いの活躍に喜び乾杯をするのだった。


アユム ケサ エキリデシス
最悪の事態が村岡家を襲う

 夏のある日。大森の村岡家へ、甲府から吉平とふじがやってくる。花子と英治が海水浴に誘ったのだ。歩(横山歩)は早くも水着を着て、海に行くのを楽しみにしていたが、翌日外は大雨。海水浴はまた今度にしようと花子に言われ、すっかりへそを曲げた歩は泣き出してしまう。次の日曜日にこそ海水浴に行くと約束した花子の元に、梶原が急ぎの仕事を持って現れる。花子は寝る間も惜しんで翻訳の仕事を進めるが、約束の日曜日、翻訳の仕事は終わらず、またもや海水浴は延期となってしまう。
 
 そんな中、歩が突然の高熱に見舞われる。医者に診てもらうと、歩は疫痢の可能性が高いとの診断だった。疫痢は、当時たくさんの子どもたちが命を落とす最も怖い病気とされており、花子と英治も気を落とすばかり。看病の末、もう時間がないと医者に告げられた花子は、歩を抱きかかえる。最後の力を振り絞り「お母ちゃま、お母ちゃま…」と呟く歩に、「はい、はい」と返事をする花子。その日の明け方、歩は花子の腕の中で静かに息を引き取るのだった。


歩を失い傷心の花子
悲しみの果てに何を想う

 歩の死を受け入れられず悲しみに暮れる花子と英治。葬儀の翌日、村岡家を訪れた蓮子が、花子にいくつかの歌を贈った。蓮子の歌に力をもらった花子は、机に向かうと、翻訳の仕事を徹夜で終わらせるのだった。仕上がった原稿の確認中、原稿の間に歩への手紙を見つけた梶原は英治に手渡すが、そこには、花子の悲しみと後悔の気持ちが綴られていた。

 英治が話しかけると、花子は、歩を海に連れていけばよかった…と後悔を語り出した。そんな二人を見ていた蓮子が、これから海に行こうと花子を誘い、三人は海へ。「私みたいな母親のところに生まれてこなければよかったのに…」と泣き崩れる花子に、英治は歩が花子のところを選んで生まれてきたことを話す。そんな二人を見守るように、突如美しい虹が空に現れた。それは、“お空の虹になった”歩からのお別れのメッセージのようだった。花子は、日本中の子どもたちに素敵な物語をたくさん届けることを誓い、歩に話して聞かせた物語を早速書き始めるのだった。



花子の新たな挑戦
ラジオのおばさん誕生!

 歩の死から6年。花子は、日本中の子どもたちに楽しい物語を届けたい一心で、児童文学の翻訳にまい進し、英治とともに、老若男女が楽しめる雑誌『家庭』を完成させる。近所の子どもたちからは“お話のおばさん”と呼ばれ、度々物語を話して聞かせていた。そんな花子の元に、ラジオ局JOAKの黒沢(木村彰吾)がやって来て、子ども向け新番組の語り手としてラジオに出演してほしいと頼まれる。あがり症ということもあり乗り気になれない花子だったが、ラジオが大好きだった歩のことを思い、語り手を引き受けることに。早速その日から、原稿読みの特訓が始まるのだった。


 そして、花子のラジオ初出演の日。歩に新しいお話をするつもりでやってみたらという英治の提案を受け、歩の写真を片手にラジオ局へ向かう。ニュースの原稿を見た花子は、子どもたちにもわかるように書き換えた原稿を読ませてほしいと頼む。ラジオの前で花子の出番を待つ家族や子どもたち。皆が見守る中、花子が話す「コドモの新聞」のコーナーが始まり、第1回目の放送は無事に終了。出番を終えた花子の元にふっと歩が現れ、「お母ちゃま!」と笑顔で話し消えていった。花子は涙ながらに歩に「ありがとう」と伝えるのだった。





「花子とアン」初心者が
番組を観て思いのままに綴る✍

 今週の感想&見どころガイド 

 歩がラジオ好きだというエピソードが、ここで響いてくるというのが良いですね。回想シーンで、歩がラジオごっこをして遊ぶ場面にまた涙腺が緩みます。
  
  あ~あ~。あ~あ~。
  JOAK東京放送局であります。
  次は、村岡歩先生のお歌であります。
  ♪こっちがマ~マのダアリング。
  ♪こっちがパ~パのダアリング。
 
 歩の大好きだったラジオの放送局で、花子が仕事をすることになるなんて…。これも、歩が引き寄せてくれた運命のような気がしてなりません。
 

【出演】吉高由里子、伊原剛志、室井滋、鈴木亮平、賀来賢人、黒木華、土屋太鳳、窪田正孝、高梨臨、仲間由紀恵 ほか

放送時間

更新

毎週土曜日 更新

放送

初回放送 毎週土曜日 午後 6:00

再放送

日曜日 午前 10:00 / 月~金曜日 午後 6:00

花子とアン 第42集(第124回~第126回)

放送内容

花子とアン 第42集(第124回~第126回)

【第124回】
花子(吉高由里子)がラジオの語り手を始めて一週間たったある日、蓮子(仲間由紀恵)がある女性を連れて村岡家を訪れる。そのしょうすいした女性がもも(土屋太鳳)であることに気づき、驚く花子と英治(鈴木亮平)。北海道で幸せに暮らしているとばかり思われていたももは、すっかりやつれていた。夫を亡くし、北海道での生活に耐え切れずに逃げ出してきたことを聞いた花子は、何も気づいてやれなかったことを悔いる…。
 
【第125回】
もも(土屋太鳳)に会うために吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)が上京し、吉太郎(賀来賢人)とかよ(黒木華)も駆けつけて、久しぶりに一家全員が顔を合わせる。だが、食事の間もももはどこかうつろな様子で、花子(吉高由里子)たちは心配を募らせる。兄姉たちに誘われてかよの店にやって来たももに、花子は「一緒に暮らそう」と持ちかけるが、ももは胸の内にためこんでいた気持ちを次第に花子にぶつけ始める…。
 
【第126回】
もも(土屋太鳳)を村岡家に迎え入れたいと願う花子(吉高由里子)は、かよ(黒木華)の店へ説得しに行くが、もものかじかんだ心は解けないまま。花子はしかたなくラジオ局へ向かう。かよと暮らそうと思い、村岡家へ荷物を取りにやって来たももに、英治(鈴木亮平)は花子の新しい本を持って行って欲しいと話す。本を取りに書斎へ来た英治は、花子がラジオ局へ必ず持って行くある“お守り”を忘れていることに気付く…。

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