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NHK連続テレビ小説「花子とアン」

NHK連続テレビ小説「花子とアン」毎週3話 連続で放送中

2014年に高視聴率を記録した人気のNHK連続テレビ小説「花子とアン」を全話放送!
『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子の生涯をドラマティックに描きます。


第30週目の放送は
7月27日(土) 午後 6:00~

※再放送もあります

今週の放送内容
下までスクロールしてご確認ください





前回までの放送を見逃した方
これから物語をご覧になる方へ

 これまでの「花子とアン」 

本が大好きな田舎の少女が
給費生として東京の女学校へ

 貧しい農家に生まれた安東はな(山田望叶)は、行商先から帰った父(伊原剛志)から土産の絵本をもらうとたちまち本に夢中になり、より多くの本に触れたいと、父が提案した東京の女学校へ入学する夢を叶える。

 女学校での生活は、規律厳しい日課に加え、慣れない言葉遣いや振舞い、英語の授業に洋風な食事など、田舎暮らしだったはなにとっては驚き戸惑うことばかり。とりわけ英語には苦手意識が強く、授業でも課題でも四苦八苦していたが、とある事件をきっかけに猛勉強し、ついには英語を好きになったはなだった。



突然の編入生・蓮子が
はなの「腹心の友」となる

 英語が大好きな女学生に成長したはな(吉高由里子)。女学校の本科へ進級した春、突然の編入生、伯爵家令嬢・葉山蓮子(仲間由紀恵)が現れる。編入当初は、勝手気ままな振る舞いで周囲を困らせる蓮子だったが、「ぶどう酒事件(※1)」を境に女学校の規律を守るようになり、徐々に学級にも馴染んでいく。さらに、修和女学校の一大行事・大文学会で「ロミオとジュリエット」を演じるなかで、お互いを認め合っていくはなと蓮子。この日をきっかけに、「腹心の友」となるふたりだった。

 はなと蓮子は、好きな文学や将来の夢を日々語り合っていた。出版社でのアルバイトで翻訳をすることになったはなに、蓮子は「安東花子」というペンネームを授け、自らは本物の恋をして、「白蓮」という名で恋の歌を作る歌人として生きたいと夢を語っていた。しかし、そんな青春のひとときは長くは続かなかった。蓮子が九州の石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)と突然の結婚…。家の犠牲で結婚させられる蓮子の気も知らず、何も聞かされていなかったはなは、裏切られたとショックを受ける。すれ違った気持ちのまま、ふたりは離れ離れになってしまうのだった。

※1 蓮子が“ぶどうで作った薬”と言ってはなにぶどう酒を勧めたことで、はなが知らずに飲んで酔っ払い、夜中に大声で騒いだという、修和女学校においては前代未聞の不祥事。


女学校を卒業したはなは
故郷の甲府で小学校の先生に

 10年間の女学校生活を終え、甲府に戻ったはなは、幼馴染の朝市(窪田正孝)と共に母校の代用教員となり、6年生を受け持つことに。初出勤の日から問題を起こし、教師失格の烙印を押されてしまうはなだったが、はならしく生徒たちと真っすぐに向き合い、徐々に距離を縮めていく。卒業を迎える頃には、はなは6年生の生徒たちに愛される存在となっていた。
 
 それから4年の月日が経った頃、妹のもも(土屋太鳳)が北海道に嫁いでいった。はなが新しい物語を書くのを楽しみにしていたもものために、童話『たんぽぽの目』を書き上げたはな。東京の出版社に直談判し、ついに念願だった「安東花子」の名前で本を出す夢を叶える。本が手元に届いたその夜、はなは、福岡の蓮子に早速手紙を書くのだった。


祖父の遺した言葉に一念発起
夢を追うことを決意するはな
 
 甲府に初雪が降った日、祖父の周造(石橋蓮司)が静かに息を引き取る。小学校に戻ったはなは、生前に周造に言われた「見つけた夢を夢中で追いかけろ」という言葉を思い返していた。東京の出版社で働くことを諦めきれないはなは、両親に想いを伝えることに。ふたりに背中を押されたはなは、6年間働いた小学校に別れを告げ、再び東京に出て行くのだった。



 東京へ出てきたはなは、編集長の梶原(藤本隆宏)や女学校時代の級友・醍醐(高梨臨)らと共に、新しい出版社「聡文堂」で働くことに。早速はなは、売れっ子小説家の宇田川(山田真歩)に連載の依頼をしに出かけたり、英語の本を翻訳したりと奮闘していた。
 
 そんなある日、福岡の蓮子から電話がかかってきて、ふたりは10年ぶりに再会することに。“思い出”のぶどう酒で乾杯し、会話に花を咲かせていると、印刷会社の村岡英治(鈴木亮平)が姿を現す。はなのことを嬉しそうに見つめる英治を見て、蓮子は「村岡さんは、はなちゃんのことが好きなのね」と、英治にひっそりと伝えるのだった。はなと一晩を楽しんだ蓮子は、「素敵な恋をしていて羨ましい」という言葉を残すと、名残惜しそうに帰っていった。



ようやく訪れたパルピテーション
はなと英治の恋模様やいかに

 蓮子の置き手紙により、英治への気持ちに気付いたはなは、翻訳の原稿を手渡す際に勢い余って英治に好きだと告白してしまう。大雨の中飛び出していったはなを追いかけた英治は、はなを見つけるとそのまま抱きしめた。翌日、英治が新雑誌の打ち合わせで聡文堂を訪れるも、ふたりはなんだか気まずい雰囲気。編集会議が終わると、英治はそそくさと帰っていった。後ほど、帽子を取りに戻ってきた英治から、なぜか「昨日のことは忘れてください」と言われてしまい、事情を飲み込めないはなだった。
 
 後日、はなは、ひょんなことから英治が結婚しているということを知ってしまう。はなは、そのショックを胸にしまい、新雑誌『にじいろ』刊行の仕事に打ち込んでいた。かねてより執筆を依頼し続けてきた宇田川が、ようやく『にじいろ』のための児童小説を書き始めたことで、聡文堂の面々は歓喜する。カフェーで宇田川の原稿を受け取ったはなは、梶原から村岡印刷に届けてくれと頼まれ、気まずそうに英治の元を訪れるのだった。

  

 2週間後、ついに『にじいろ』の創刊号が完成。新雑誌『にじいろ』を持って、英治は妻・香澄(中村ゆり)の病室を訪れる。香澄は嬉しそうに雑誌を眺めると、英治が挿絵を書いた『王子と乞食』のページに目を止める。女性翻訳者のために、英治が珍しく自ら挿絵を描いたという事実を知り、香澄は英治の本当の気持ちに感付いてしまう。そんな香澄から「あなたの心には他の女の人がいる」と、突然離婚を突きつけられ、戸惑うばかりの英治だった。そんなある日、病院で静かに息を引き取る香澄。急いで駆けつけた英治は、郁弥と共に彼女の死を悼むのだった。

 
仕事に集中できなかったはな
甲府で過ごした後に復活

 仕事でミスを連発してしまったはなは、休暇をもらい甲府の実家へ。ふじに全てを打ち明けると、元気を取り戻し、いつものはなに戻るのだった。
 
 季節はめぐり年の瀬に。ある日、朝市と武(矢本悠馬)が、かよの働くカフェーへやってくる。驚いたはなが理由を尋ねると、武はぶどう酒の売り込みのため上京し、朝市はそのお供だと言う。はなは、カフェーに居合わせた宇田川に、連載が好評の『銀河の乙女』を単行本化したいと持ちかける。朝市は、はなが元気を取り戻して仕事に打ち込む様子に、少しほっとする。


 宇田川が『銀河の乙女』の単行本に、英治の挿絵を入れたいと言い出す。はなは、醍醐と共に、村岡印刷に頼みに行くが、あっさり断られてしまう。はなと醍醐がカフェーで挿絵のことを話しているのを、近くの席にいた村岡印刷の社長・平祐(中原丈雄)が聞いていて、挿絵を描くよう英治に頼んでくれると言う。翌日から早速、挿絵の打ち合わせが始まるのだった。
 
 後日、聡文堂を訪れた英治は、宇田川に仕上がった挿絵を見せる。ただ1枚、銀河の乙女の絵だけ描き直しを依頼されるが、どのように直したら良いのかわからない英治。はなは、『銀河の乙女』を読み返し、絵の手掛かりになりそうなことを文字に起こして英治に渡す。その資料を元に、再び机に向かう英治だった。
 

道ならぬ恋を楽しむ蓮子が
はなに会いに東京へやって来る

 蓮子は、東京で出会った帝大生・龍一(中島歩)と、文通したり、密会したり。龍一が蓮子に、舞台の脚本の執筆を頼んだことをきっかけに、ふたりは仲を深めていた。


 ある日、蓮子は、はなに龍一を紹介しようと、東京のカフェーを訪れる。はなと話しながら龍一を待つ蓮子の元へ、突然、伝助がやって来る。思いがけない伝助の登場に動揺した蓮子は、一足違いで店に入ってきた龍一に来るなと合図し、はなもその様子に気づく。伝助は、料亭での接待までまだ時間があるから立ち寄ったのだと言う。
 
 蓮子が欲しがっていたものが見つかったから渡しに来たという伝助は、箱の中からティアラを取り出して見せる。その後も、店内にいる客に酒や料理を振る舞うなどの大盤振る舞いを見せる伝助。その場の空気に耐えきれなくなった龍一は、机を叩いて出て行ってしまう。追いかけようとする蓮子を、はなはそっと止めるのだった。
 




「花子とアン」初心者が
番組を観て思いのままに綴る✍

 今週の感想&見どころガイド 

 ついに、はなが復活!やっぱり元気なはなが良いですね!今は仕事にパルピテーションを感じていると話すはなは、やる気に満ち溢れていて、表情も明るくて、視聴者としても元気をもらえます。一方、蓮様は、恋愛が楽しくてキラキラしています。道ならぬ恋だとはわかっていても、蓮様には幸せになって欲しい…。伝助と龍一が鉢合わせて、今回こそ修羅場になるか⁉という状況でしたが、ひとまず今回は伝助が鈍くて良かったです。はなと蓮子の恋愛模様からはこれからも目が離せません!




【出演】吉高由里子、伊原剛志、室井滋、鈴木亮平、賀来賢人、黒木華、土屋太鳳、窪田正孝、高梨臨、仲間由紀恵 ほか

放送時間

更新

毎週土曜日 更新

放送

初回放送 毎週土曜日 午後 6:00

再放送

日曜日 午前 10:00 / 月~金曜日 午後 6:00

花子とアン 第30集(第88回~第90回)

放送内容

花子とアン 第30集(第88回~第90回)

【第88回】
かよ(黒木華)から、カフェーでクリスマスパーティーを開くから10人お客を集めないといけないと相談されたはな(吉高由里子)は、自分に任せておけと請け合う。はなは朝市(窪田正孝)、武(矢本悠馬)や聡文堂の面々を誘って、パーティーに参加する。店内は大勢の客でごった返しており、はなも臨時で女給をするハメに。蓮子(仲間由紀恵)、英治(鈴木亮平)、郁弥(町田啓太)と着々と集まるが、10人にあと一人足りず…。
 
【第89回】
朝市(窪田正孝)は英治(鈴木亮平)に、はな(吉高由里子)が甲府へ帰って来たときに英治が贈った英英辞典を捨てようとしたこと、その時の彼女は自分が見たこともないような悲しい様子であったことを話す。酔いつぶれたはなが眠っている横で、朝市は英治に、はなのことが好きならば気持ちを受け止めてやってくれと言う。英治は、あなたこそ彼女を深く理解している、はなのことが好きなのではないかと問い返す。朝市は…。
 
【第90回】
出来上がった『銀河の乙女』の挿絵を見た醍醐(高梨臨)から、英治(鈴木亮平)にとっての銀河の乙女ははなだった、と言われたはな(吉高由里子)はぼう然とする。それを見た郁弥(町田啓太)はある決意とともに、亡くなった香澄(中村ゆり)から預かっていたカメオのブローチを英治に渡す。そこに込められた思いとは…。
一方、福岡の蓮子(仲間由紀恵)のもとに、待ちわびた龍一(中島歩)からの手紙が届くが、その文面は…。

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