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NHK連続テレビ小説「花子とアン」

NHK連続テレビ小説「花子とアン」毎週3話 連続で放送中

2014年に高視聴率を記録した人気のNHK連続テレビ小説「花子とアン」を全話放送!
『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子の生涯をドラマティックに描きます。


第17週目の放送は
4月27日(土) 午後 6:00~

※再放送もあります

今週の放送内容
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前回までの放送を見逃した方
これから物語をご覧になる方へ

 これまでの「花子とアン」 

本が大好きな田舎の少女が
給費生として東京の女学校へ

 貧しい農家に生まれた安東はな(山田望叶)は、行商先から帰った父(伊原剛志)から土産の絵本をもらうとたちまち本に夢中になり、より多くの本に触れたいと、父が提案した東京の女学校へ入学する夢を叶える。

 女学校での生活は、規律厳しい日課に加え、慣れない言葉遣いや振舞い、英語の授業に洋風な食事など、田舎暮らしだったはなにとっては驚き戸惑うことばかり。とりわけ英語には苦手意識が強く、授業でも課題でも四苦八苦していたが、とある事件をきっかけに猛勉強し、ついには英語を好きになったはなだった。



突然の編入生・蓮子が
はなの「腹心の友」となる

 英語が大好きな女学生に成長したはな(吉高由里子)。女学校の本科へ進級した春、突然の編入生、伯爵家令嬢・葉山蓮子(仲間由紀恵)が現れる。編入当初は、勝手気ままな振る舞いで周囲を困らせる蓮子だったが、「ぶどう酒事件(※1)」を境に女学校の規律を守るようになり、徐々に学級にも馴染んでいく。さらに、修和女学校の一大行事・大文学会で「ロミオとジュリエット」を演じるなかで、お互いを認め合っていくはなと蓮子。この日をきっかけに、「腹心の友」となるふたりだった。
 
 はなと蓮子は、好きな文学や将来の夢を日々語り合っていた。出版社でのアルバイトで翻訳をすることになったはなに、蓮子は「安東花子」というペンネームを授け、自らは本物の恋をして、「白蓮」という名で恋の歌を作る歌人として生きたいと夢を語っていた。しかし、そんな青春のひとときは長くは続かなかった。蓮子が九州の石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)と突然の結婚…。家の犠牲で結婚させられる蓮子の気も知らず、何も聞かされていなかったはなは、裏切られたとショックを受ける。すれ違った気持ちのまま、ふたりは離れ離れになってしまうのだった。

※1 蓮子が“ぶどうで作った薬”と言ってはなにぶどう酒を勧めたことで、はなが知らずに飲んで酔っ払い、夜中に大声で騒いだという、修和女学校においては前代未聞の不祥事。



女学校を卒業したはなは
故郷の甲府で小学校の先生に

 10年間の女学校生活を終え、甲府に戻ったはなは、幼馴染の朝市(窪田正孝)と共に母校の代用教員となり、6年生を受け持つことに。初出勤の日から問題を起こし、教師失格の烙印を押されてしまうはなだったが、朝市の励ましにより、心機一転奮闘するのだった。
 
 そんななか、はなは、欠席しがちな生徒・たえ(伊藤真弓)のことが気になる。家が貧しく弁当を持たない、学校に来るときは子守をしながら…、本が好きで“想像の翼”を使うなど、子どもの頃のはなに境遇がそっくりな少女だった。
 
 ある日、たえが親戚の家に引き取られることを知ったはなは、たえを大好きな場所へ連れて行く。そこは、はなが子どもの頃に忍び込んだ教会の図書館だった。たくさんの本に囲まれて喜ぶたえに、はなは自作の物語を聞かせる。ふたりが楽し気に話していると、突然朝市らが飛び込んできて、たえはそのまま家に帰されてしまう。たえを連れ出したことが問題となり、はなは退職願を提出するが、校長に一喝されて辞めずに済む。
 

女学校を卒業したはなは
故郷の甲府で小学校の先生に

 夏を迎え、ようやく先生らしくなったはなの元に一通の手紙が届く。それは、遠い親戚の家へ行ったたえからだった。そこには、独りぼっちで寂しい、皆に会いたいという気持ちと共に「先生が作ったお話の続きをいつか教えてほしい」と書かれていた。思い立ったかのように机に向かうはなは、黙々と物語を書き綴る。
 
 物語を書き上げるも、たえの住所も何もわからず困ったはなは、朝市の勧めで雑誌に掲載してもらうことに。原稿には「安東花子」と、蓮子と話したペンネームを書き込むのだった。

 
 夏休みが近づいた7月のある日、はなに郵便が届く。たえのために書いた童話『みみずの女王』が、児童文学の賞を受賞したのだ。朝市や家族は大喜びだが、はなは「花子」と書いたはずの名前が「はな」と印刷されていることに首をかしげる。
 
 東京での受賞パーティーに出席したはなは、場の空気に圧倒されてしまう。それを見た英治(鈴木亮平)は、名前の誤植の件でケンカした仲直りをしようとぶどう酒で乾杯を持ちかけるが、ぶどう酒に苦い思いのあるはなは素直に受け取れない。そこへ女学校の同級生・醍醐(高梨臨)が現れ、はなと再会を喜び合う。やがて“誤植事件”は意外な展開へ。名前を本名に直したのは醍醐だったのだ。はなは慌てて英治に謝り、“花子”は自分の夢だと話す。英治もはなの夢を応援していると伝え、ふたりは仲直りするのだった。
 




「花子とアン」初心者が
番組を観て思いのままに綴る✍

 今週の感想&見どころガイド 

 はなが作ったみみずの物語が、賞を受賞するほどの作品になるなんて、前回は想像もしていませんでしたが、実際『みみずの女王』という童話は、『村岡花子童話集 たんぽぽの目』に代表作として収録されているようです。本編で『みみずの女王』は、フト子さんといういばりん坊のみみずが、お腹を空かせた小鳥たちに食べられてしまう物語だと説明されていますが、全貌はイメージできないので実際に読んでみたいと思いました。
 
 また、今回ははなのセリフに『赤毛のアン』の描写も含まれていました。「大丈夫。今日は新しい日だ。今日はまだ何一つ、失敗していない、新しい日だと思うと、少しだけ救われる。一人の人間がする間違えには、限りがある。ふんだから、失敗し尽くしてしまえば、ほれでおしめえだ」。

 こちらが『赤毛のアン』では、「明日がまだ何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うと嬉しくない?」「ひとりの人間がする間違いには限りがあるに違いないわ。だから、いくら私だって、しつくしてしまえばそれでおしまいよ。そう思うと気が楽になるわ」と書かれています。




【出演】吉高由里子、伊原剛志、室井滋、鈴木亮平、賀来賢人、黒木華、土屋太鳳、窪田正孝、高梨臨、仲間由紀恵 ほか

放送時間

更新

毎週土曜日 更新

放送

初回放送 毎週土曜日 午後 6:00

再放送

日曜日 午前 10:00 / 月~金曜日 午後 6:00

花子とアン 第17集(第49回~第51回)

放送内容

花子とアン 第17集(第49回~第51回)

【第49回】
東京での授賞式から戻ってきたはな(吉高由里子)が気持ちも新たに出勤すると、校長の本多(マキタスポーツ)が、はなに見合いの話があると言う。徳丸(カンニング竹山)が持って来た話で、相手は徳丸と肩を並べる地主の跡取り息子。はなが女学校で英語を勉強していたという話を聞き「ぜひ、会いたい」と言ってきたらしい。あまり気乗りしないはなだが、話はすぐにリン(松本明子)から家族へ広まり、後に引けなくなってしまう…。
 
【第50回】
4年ぶりに突然甲府へ帰って来て、はな(吉高由里子)の教室へ現れた吉平(伊原剛志)。家族のもとへ帰っても追い返されないようにしてくれと頼む吉平のために、はなは一計を案じ、一足先に家へ帰る。はなはふじ(室井滋)たちの前でさりげなく吉平の話題を出そうとするが、吉太郎(賀来賢人)は父への反感をあらわにし、うまく行かない。
そのころ教員室で待機していた吉平は、本多(マキタスポーツ)からはなの見合い話を聞き…。
 
【第51回】
突然帰ってきた吉平(伊原剛志)に、怒りを抑えられず思いのたけをぶつけた吉太郎(賀来賢人)。家族の状況を何も知らなかった事にさすがにショックを受けた吉平は、夜も眠れずひとり縁側へ出てくる。そんな父を心配し話しかけるはな(吉高由里子)に、吉平は空白の4年間について語り始める。社会運動に身を投じ、逃亡をつづけていた吉平が明かす意外な結末に、はなはかける言葉が見つからない。その時、ふじ(室井滋)が…。

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